創傷ケア外来

在宅介護が不安なくできるために

“潰瘍(かいよう)”とは皮膚の表面が炎症を起こして崩れ、できた傷が深くえぐれたようになった状態のことを示します。

褥瘡(じょくそう)

脳卒中後遺症などで麻痺がある患者さんや、寝たきりの方に多い皮膚潰瘍は「床ずれ」です。これは医学的には“褥瘡(じょくそう)”と言います。褥瘡は皮膚の摩擦・ずれ・圧迫などの局所要因と、栄養状態の低下・基礎疾患の増悪などの全身的要因が複雑に絡まり合って、気が付かないうちに生じます。多くは治療が難しく、完治には半年以上かかるものもあります。潰瘍部の処置だけでなく、栄養状態の改善・リハビリ・ご自宅のベッドや車椅子の調整など、多方面からの治療が必要です。形成外科医や皮膚科医による診察・治療のほか、皮膚ケアに精通した認定看護師によるケア方法を、患者さん個々に合った内容でご提案させて頂きます。またリハビリテーションセラピストによる圧負荷の計測を行い、車椅子座布団やベッドの調整も行います。栄養状態に問題のある方は栄養士による指導も受けられます。治療は外来通院加療のみならず、必要に応じて入院加療や手術も対応いたします。
 

足潰瘍

また糖尿病や動脈硬化症をお持ちの方は、ウオノメ・タコの感染や、些細な外傷(ぶつけた、靴ずれができた等)を契機に、足に容易に皮膚潰瘍ができます。傷口は急激に悪化し、治療が難しく、足を切断したり、命に危険が及ぶなど、重症化するケースもあります。患部の処置や手術はもちろんのこと、循環器内科医によるカテーテルを用いた血管内治療など、総合的治療を行い、できる限り足を温存できるよう努めます。
 

 
「創傷ケア外来」ではこのような褥瘡や足潰瘍の治療を行います。

診察について

在宅介護が不安なくできるように、ご自宅での生活様式をお聞きしながら、患者さんに合わせた個別の診療を行います。

  • 毎週火曜日・木曜日 
  • 診察にはお一人につき30分~1時間程度を要します。
  • 外来待ち時間を減らすため、完全予約制で行っております。
  • かかりつけ医のある方は紹介状をお持ちいただくと治療がスムーズに進みます。

※ 現在、皮膚潰瘍がなくても骨突出がある方・車椅子での生活をされている方・臥床時間が長い方・糖尿病などの基礎疾患のある方への予防対策のための受診も受け付けております。
お気軽にご相談下さい。

スタッフ紹介

医師名 専門領域 所属学会等
創傷ケア外来専任医師
皮膚科主任医長
山口 梨沙
日本形成外科学会専門医
褥瘡、下肢潰瘍(閉塞性動脈硬化症、糖尿病性壊疽、静脈うっ滞性潰瘍など)
足の変形(ハンマートゥ、外反母趾など)
日本形成外科学会
日本褥瘡学会関東甲信越地方会世話人
長野県褥瘡懇話会世話人
日本下肢救済・足病学会
日本創傷外科学会
国際形成外科学会
日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会

予約・問い合わせ

創傷ケア外来

電話:0265-72-3121 内線8850
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