大腸肛門外来

診察日 :   水曜日 午前
担当医 :   竹内 信道 (日本大腸肛門病学会認定専門医・指導医)
 

この外来は排便にかかわる症状をお持ちの患者さんを対象にしています。

  1. 排便時などに肛門の痛みや出血、違和感などがある
  2. 健康診断で便に血液(潜血)が混じっているといわれた
  3. 便秘がつらい
  4. 便がもれてしまう、または完全に排便ができない
  5. 大腸癌の疑いがあるとかかりつけの医師に言われた


このような方に対して、直腸鏡検査、大腸内視鏡検査、大腸レントゲン検査を行い、必要があれば、直腸肛門生理機能検査(括約筋など排便機能の精密検査)や排便造影検査なども行います。
精密検査の結果と患者さんのお話、生活習慣、食習慣などを合わせてうかがい、適切な治療を行いたいと思います。
特に肛門疾患は専門医が近隣の地域には少なく、痔などが悪化するまで病院にかかることをためらっている方が多いようです。できれば症状が軽いうちに来院いただき、早期に治療を受けていただきたいと思います。

肛門出血について

痔疾患、大腸腫瘍、腸の炎症、大腸憩室疾患などの可能性があります。
そのうち一番多いのはいわゆる“痔”です。痔には肛門周囲の血管が拡張してできる痔核、肛門の皮膚や粘膜が切れる裂肛、肛門内部が化膿してできる痔ろうがあります。これらの疾患の治療には薬物治療、外科的治療、および生活指導があります。
一般的に痔の治療は痛いといわれているようですが、手術も含めてそれほど痛みが強いものはありません。ただし感覚の繊細な部分ですので、繊細な治療が必要です。
肛門からの出血のともなう腸の炎症や大腸憩室症は大概の場合手術は不要です。しかし腸炎のうち特殊な疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)の一部に対しては手術が必要になることがあります。
大腸腫瘍はその大きさや悪性度で治療方法が異なります。精密検査の結果から、病気の種類や進行度を説明させていただき、ご理解いただいてから治療を受けていただきます。

便秘について

便秘の原因にはいくつもありますが、大きく分けると機能的便秘と器質的便秘があります。
機能的便秘は便が腸管の中を通過する速度が遅く、腸管にいつも便がたまっている状態です。食事の指導、薬剤の投与で2ないし3日に1回は排便があるようにするのが目標です。
器質的便秘は腸の中に便が通るのを邪魔している部分がある状態で、腫瘍や憩室炎、または動きの悪い腸管原因になっていることが多く、手術を行う必要があるときと、薬物などで症状を和らげる治療を行う場合があります。

便が出にくい、または便がもれてしまうことについて

肛門周囲の筋肉の動きや働きに異常があることが原因であることがあります。分娩によるものや、加齢による肛門括約筋の損傷や筋力低下、協調運動の不具合によります。また肛門の変形や、脱肛などによることもあります。筋力トレーニングや薬物治療、さらに手術を行うことで治療を行います。障害のある部分により治療方法が異なるため、肛門括約筋などの精密検査を行い、治療方法を決定します。
 

  • 話しにくい症状なので病院にかかりにくいとは思います。しかし早めの受診により軽い治療で治ることができることが多いと思います。気楽に受診いただいて結構です。
  •  診察予約はかかりつけの医院の医師にご相談いただくか、病院に直接お電話いただければ可能です。

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