外科

外科後期研修

外科後期研修志望のかたへ

最近になって、外科医の急激な減少が指摘されています。たしかに他の科と比べて、ストレスは多く、拘束時間も長く、上達するのも(一人前と呼ばれるのも)遅いため、若い医師たちが敬遠する気持ちは理解できます。外科医に経済的なインセンティブが与えられない現時点では、あえて外科専門医への道を進もうとするのは、他人からみれば酔狂だと思われるかもしれません。
しかし外科医になろうと少しでも思った方は、患者さんの症状から原因を調べ、それに対して適切な手技を加えて快方に導き、病気が治ったときには患者さんとともに喜び、そうならないときにはご家族やスタッフとともに悩み、悲しむという、きわめて人間的な、人情あふれる外科医という仕事を一生続けようとする入り口に立っているのだと思います。
癌の発見から、画像診断などによる最善の治療計画を立て手術を行い、再発したときは集学的治療、緩和的治療から看取りまで、癌の患者さんを最初から最後まで診療できるのは外科医だけです。つまらない専門領域に細分化された医療をとおしてではなく、患者さんを一人の人間として長くおつきあいすることから得られるものも大きいと思います。
とはいえ外科の専門医として将来働いていくためには、適度な数の手術を経験する必要があります。当科では年間約700例の手術(全身麻酔450例)を7人のスタッフで行っています。若手の外科医がもっぱら行うべき手術(ヘルニア、虫垂切除、胆摘、胃切除、結腸切除、乳癌手術など)は約400例あります。意欲があれば1年間で200例以上の症例の手術を術者として行うことができると思います。また当科は日本外科学会、日本消化器外科学会、日本大腸肛門病学会の認定研修・修練施設となっており、将来の専門医取得において経験が無駄になることはありません。消化器内科・病理科との消化器癌や乳癌に関する院内カンファレンスや学会報告なども盛んに行っており、病院全体で専門医取得へのキャリアアップを応援する態勢になっております。
諸外国では外科医にインセンティブがないところは少ないとされています。すなわち、日本ではともかく、他の国では医師の中でも外科医はリスペクトされていると思われます。
門は(かなり広めに)開いています。胸を張って、上を向いて、私たちと一緒に良い外科医を目指そうではありませんか!

指導医氏名 竹内 信道
中山 中
高砂 敬一郎
芳澤 淳一
唐澤 文寿
伊藤 憲雄
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