日本病院会 QIプロジェクト

クオリティインディケーター(Quality Indicator:QI)とは、一般社団法人日本病院会が行う医療の質を向上させるプロジェクト事業であるQIプロジェクトにおける医療の質を表す指標です。
QIプロジェクトは、クオリティインディケーターを測定し公表することにより、病院で提供している医療の質を向上させることを目的に実施されています。
2010 年度の厚生労働省「医療の質の評価・公表等推進事業」の一つとしてスタートし、現在は日本病院会独自の事業として継続されているものです。
伊那中央病院では2013年度よりこのプロジェクトに参加し、クオリティインディケーターについて測定および公表をしています。
クオリティインディケーターは、以下のとおりです。
○ 死亡退院患者率
○ 入院患者の転倒・転落発生率
○ 入院患者の転倒・転落による損傷発生率
○ 褥瘡発生率
○ 紹介率
○ 逆紹介率
○ 尿道留置カテーテル使用率
○ 症候性尿路感染症発生率
○ 救急車・ホットラインの応需率
○ 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
○ 特定術式における術後 24 時間以内の予防的抗菌薬投与停止率
○ 特定術式における適切な予防的抗菌薬選択率
○ 糖尿病患者の血糖コントロール
○ 退院後6週間以内の救急医療入院率
○ 急性心筋梗塞患者における入院後早期アスピリン投与割合
○ 急性心筋梗塞患者における退院時アスピリン・抗血小板薬投与割合
○ 急性心筋梗塞患者における退院時βブロッカー投与割合
○ 急性心筋梗塞患者における退院時スタチン投与割合
○ 急性心筋梗塞患者における退院時のACE阻害剤もしくはARBの投与割合
○ 急性心筋梗塞患者におけるACE阻害剤もしくはARBの投与割合
○ 急性心筋梗塞患者の病院到着後90分以内の初回PCI実施割合
○ 脳卒中患者のうち第2病日までに抗血栓治療を受けた患者の割合
○ 脳卒中患者の退院時、抗血小板薬を処方した割合
○ 脳卒中患者の退院時スタチン処方割合
○ 心房細動を診断された脳卒中患者への退院時の抗凝固薬の処方
○ 脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合
○ 喘息入院患者のうち吸入ステロイドを入院中に処方された割合
○ 入院中にステロイドの経口・静注処方された小児喘息患者の割合
○ 1 か月間・100 床当たりのインシデント・アクシデント発生件数
○ 全報告中医師による報告の占める割合
○ 中心静脈カテーテル挿入に伴う気胸発生率
○ 誤嚥性肺炎に対する喉頭ファイバースコピー又は嚥下造影検査実施率
○ 術後 24 時間以内の予防的抗菌薬投与停止率(DPCデータより))
○ 薬剤管理指導実施率
○ 安全管理が必要な医薬品に対する服薬指導実施率
○ 糖尿病・慢性腎臓病患者への栄養管理実施率
○ 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
○ 手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発生率
○ 広域抗菌薬使用時の血液培養実施率
○ 血液培養実施時の 2 セット実施率
○ 地域連携パスの使用率
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