院長挨拶

北棟の竣工にあたって

伊那中央病院 院長
伊那中央病院 院長

川合 博

 平成29年10月5日(木)、北棟が約一年間に及ぶ工事期間を経て竣工式を迎えることになりました。これまでに地域の皆様をはじめ多くの関係者の皆様に厚いご支援を賜りましたことを深く感謝申し上げます。北棟増築のコンセプトは、長寿社会を迎えた今、地域の皆様が住み慣れた地でその人らしく、元気で生き生きと生活できる社会が実現するよう病院機能を一層高めることでした。
 北棟一階には、健診センター、放射線施設、訪問看護ステーションなど、二階は健診センター、美容外科、講堂、ME室、レストランなどが入ります。健診センターはより多くの皆様に便利にご利用いただけるように大幅に拡充し、さらに生活習慣病などに対する新たな健診機器も導入しました。放射線施設は、がんの放射線治療においてがん病巣に集中的に照射でき、治療効果が高く副作用も少ない高精度放射線治療装置(リニアック)に更新しました。また、病気の診断やがんの早期発見に威力を発揮するPET-CTを新規に導入し、SPECT-CTも更新しました。訪問看護ステーションでは、訪問リハビリテーションなどもさらに充実させ、患者さんが安心して在宅での医療が受けられるように、「かかりつけ医」と協働してニーズに応えてまいります。公的病院としては県内唯一である美容外科は、形成外科から移設独立して新たな治療機器も導入し、容姿容貌的治療とともにシワやシミなどに対する抗加齢治療なども実施し、利用者のQOL向上に寄与していきたいと考えております。レストランは、南アルプスを見晴らせる眺望のよい場所になりましたので、食事などゆったりと楽しんでいただけるものと思います。
 北棟へは医療機器の搬入設置を順次進め、可能な部署から稼働してまいります。大型機器も多いため全面稼働は来年4月を予定しております。また北棟移設後には、本館跡地の改修を行ってまいります。例えば、現在のレストランは、入退院の支援などを行う「患者支援センター」に生まれ変わります。
 伊那中央病院は、職員一同力を合わせて北棟諸施設の早期フル稼働ならびに本館リニューアルをスムースに実施し、より良い病院になるよう邁進していく所存です。

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