北棟建築現場から(vol.37)「PC工法」

2017年 07月07日

梁から出たワイヤーに機械をセット

油圧で引っ張ります

 2階にある講堂天井部分の梁の工事です。あらかじめ梁の中に通してある7本の鋼製ワイヤー(PC鋼材)を油圧機械で引っ張って応力を掛けます。PCとは Prestressed Concrete(プレストレスト コンクリート)の略称で、中間に柱を入れることのできない広い講堂の天井梁の中のワイヤーを引っ張って鉄筋コンクリートを圧縮することで長大梁のたわみを防ぎ、自重や上からの圧力に耐えられるようにするものです。北棟では、講堂の上の2本の梁にPC工法を使っています。このワイヤーは鉄筋の5~6倍の強度がありシースという筒の中で引っ張られているので、この後、この筒内にグラウト(流動性モルタル)を流し込んで固めてしまうことで周囲のコンクリートと一体になって強度を保ちます。橋の建設や水道の配水タンクなどにもよく使われる工法です。

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