災害拠点病院(地域災害医療センター)について
伊那中央病院は災害時に中心的な役割を果たす病院として県の指定を受けた病院です。
基幹災害医療センターとして長野赤十字病院を(県内1カ所)、地域災害医療センターとして県内10の二次医療圏(広域圏と同じ)に各1カ所を指定するもので、上伊那医療圏では伊那市営伊那中央総合病院が平成9年1月に指定を受けており、伊那中央病院がその指定を引き継ぎました。

 
(災害拠点病院としての機能)
飛行場外離着陸場 ヘリコプターの離発着場です。
いわゆるヘリポートですが、航空法上のヘリポートとは異なるため、正式な呼称は「飛行場外離発着場」です
トリアージスペース 災害時において、患者の多数発生時に対応するスペースで、患者の重篤度に応じ治療の優先度や処理の方法について診断を行う場所です。
正面玄関前の屋外救援活動広場と、本館3階に設置します。
備蓄倉庫 災害発生時に必要な応急医療資器材、応急用医薬品、テントなどを保管する倉庫です。
正面玄関前の屋外救援活動広場と、本館3階に設置します。
 
(地震に強い病院として採用する免震構造)
 耐震構造というのは一般的にも聞き慣れた言葉であると思いますが、今回の新病院では免震構法を採用した免震構造の建物として建設します。
 これは東海地震防災対策強化地域に指定されていることと、災害拠点病院の指定を受けた病院であることなどから、地域の影響を最小限に留め、瞬時に対応できる強固な病院でなければならないからです。
 耐震構造と免震構造の違いは次の通りです。
耐  震  構  造 免  震  構  造
  • 適切な部材とその配置により、強度とねばりで地震に耐える
  • 建物自体は地震に耐えても、家具などは倒壊する
  • 地盤と建物の間に装置を設置し、揺れを建物に伝わりにくくする
  • 震度7の地震でも建物内での体感震度は3くらいとなる
  • 免震層が地震エネルギーを吸収、シャットアウトするため、建物がゆっくりと横揺れを続けるだけで家具などの倒壊がない
伊那中央病院の免震装置は合計296基の装置が、1階と地下の間の空間(ピット)に据え付けられています。
直径70cm〜110cmの積層ゴム支承
150基
台座が60cm四方の鋼棒ダンパー
87基
台座が50cm四方の鉛ダンパー
59基

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